トイ・ストーリーシリーズの人気キャラスター、バズ・ライトイヤーの待望の単独作が満を辞してピクサーから登場。
観るうちにあんな作品やこんな作品を思い出してしまうような作品でもあり、エンタメ作として合格点の誰もがが楽しめる敷居の低い良作となっておりました。
ということで、映画「バズ・ライトイヤー」ネタバレなし感想です!!
映画「バズ・ライトイヤー」あらすじ
有能なスペース・レンジャーのバズは、自分の力を過信したために、 1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。
彼に残された唯一の道は、全員を地球に帰還させること。
猫型の友だちロボットのソックスと共に、不可能なミッションに挑むバズ。
その行く手には、孤独だった彼の人生を変える“かけがえのない絆”と、 思いもよらぬ“敵”が待ち受けていた…
公式HPより
映画「バズ・ライトイヤー」ネタバレなし感想
実はこの映画、ほぼ期待していませんでした。
というのも、この映画で僕が楽しみにしていたのは、クリス・エヴァンスとタイカ・ワイティティによる吹替と1:1.43まで対応したフルサイズIMAXの映像が含まれているという2点から。
だったんですが、地方に住んでる身としてはIMAXもまともに観れず、字幕上映でさえ全くない状態での鑑賞となり、まさかの2D吹替という僕からしたらなんの旨味もない形式での鑑賞となってしまいました。
もうこの時点で、「バズ・ライトイヤー」にかけるやる気は皆無。「まあとりあえず観とくか」程度のもんです。
が、
普通に割と良かったです。
エンタメ作としてシンプルに心震えましたし、メタ的な要素も含め映画好きにはニヤッとしてしまう小ネタ満載で最後まで楽しい気分が続く映画体験が待っていました。
細かいところは言えませんが、「バズ・ライトイヤー」は、
割とインターステラーで、地味にキャプテンアメリカで、ちょこちょこスターウォーズな遊び心溢れる映画になっているのもオススメしたいポイント。
クリス・エヴァンスが声優を務めているあたり、すでにキャプテンアメリカなんですが、また違った理由から「キャプテンアメリカ感」がすごいんです。普通に笑いました。
まあただ、若干展開のありきたり感も否めないところ。
ピクサー的、対ヴィランの構図はどこかで観たような感覚がすごい。
世代を超えた熱い展開と言われればそうなんですが、若干話を急いでいるのと映画の終盤での決断は「本当にそれでいいの!?」という、都合良いような悪い意味で映画的なオチなような気がします。
あんまその辺突っ込むのも野暮なような気もするんですが、あえて言うならそんな感じ。
なんだかんだコメディとしては普通に面白いし、子供達が楽しみながら画面に釘付けになってるのも簡単に想像出来る一本です。少年アンディがお母さんにバズのオモチャをねだったのも非常にわかる。そりゃ欲しくなるよね…。
この夏のサマームービーとして、ファミリーにもカップルにも暇つぶしにも、どんな場面でもイケちゃうピクサー新作「バズ・ライトイヤー」多くの人におすすめできる一本でした。
まとめ
最後に一つ言いたいのは、観れる人はまじでIMAXで観てほしいということ。
日本一のシアターを持つ池袋グランドシネマサンシャインのスクリーン12番でもフルサイズIMAXが観れるくらいですから、想像するだけで震えます。
どうか悲しき地方民の代わりに多くの人にIMAXで観ていただきたい…。あと字幕…。
どうかよろしく頼みます!!
以上!
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